1)いくらもらえるのか?
2)何を買えばもらえるのか
3)さらなるリターンを
4)手続き方法
《いくらもらえるのか?》
「IT導入補助金」は、生産性の向上に役立つITツール導入経費の一部を国が補助する制度で、
中でも「IT導入補助金デジタル化基盤導入類型」は最大350万円が支給される魅力的な制度です。
《何を買えばもらえるのか》
補助金の対象となるシステムには、
会計ソフト等ITツール、パソコンやタブレット、レジなどがあります。
(ただし、補助金の上限額は購入設備により様々。既存システムを購入するなどの導入条件もあるので注意は必要です)
《さらなるリターンを》
中小企業庁の調査では、「生産性の高い中小企業はIT投資に積極的に取り組んでいる傾向があり、
IT投資に対する取り組みの違いで経常利益に1.27倍の差が生まれている」というデータもあります。
補助金を活用しIT設備に投資すると、少ない自己負担額で会社の利益につながる可能性も出てくるでしょう。
《手続き方法》
これまでみてきたように
補助金には多くのメリットがありますが、申請すれば必ずもらえるわけではありません。
(2021年「IT導入補助金の採択率は59.2%)
補助金は国会で予算が決められており、予算を使い切った段階で募集自体打ち切りとなります。
今回ご紹介した「IT導入補助金」の申請は2022年3月31日から申請受付開始中。
例年早めに応募した企業の申請が通りやすい傾向にあるため、
早々に動くことが補助金をもらえる確率を上げる手段として有効です。
ITツールの導入を検討している企業は早めに申請してみることをお勧めします。