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2022.12.06

使える「助成金」「給付金」「補助金」 それぞれの特徴と申請の考え方、ポイントとは?

雑誌掲載情報

補助金

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使える「助成金」「給付金」「補助金」 それぞれの特徴と申請の考え方、ポイントとは?

「先立つもの(=お金)がないと何もできない」

という言葉をよく耳にします。
事業において「先立つもの」というと融資や借入が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
実際は、融資以外にも事業の資金繰りに役立つ制度がございます。

今回は、その中で補助金や助成金、給付金について4つの視点からご紹介いたします。
しばしお付き合いください。

①助成金、給付金、補助金の違い
②やっぱり補助金がイチバン
③国がやりたいことをやる
④見えないチカラを働かせる

①助成金、給付金、補助金の違い

「助成金」「給付金」「補助金」、この3つは似ていますがその違いをご存知でしょうか。


助成金=ヒト(従業員)に対して支払われるお金。
(人の採用など雇用についての課題解決に取り組む会社に対して助成されます)

給付金=コト(損失)に対して支給される補填金。
(緊急事態の救済措置として交付されます)

補助金=モノ(事業経費)に対して補助される支援金。
(国が推し進めていきたい政策に沿った事業に対して交付されます)

②やっぱり補助金がイチバン!

では、どれがイチバンお得なのでしょうか。


各制度の審査と支給金額の違いを見ていくと

助成金=要件を満たしていれば、支給される場合が多い(支給額:中)
給付金=要件を満たしていれば、申請することで誰でも受け取れる(支給額:少)
補助金=審査厳しめ(支給額:多)


助成金、給付金は申請することで受給できることが多いものの、金額は少なめ。
それに対して補助金は審査が厳しめではありますが、受給金額が大きいため挑戦してみることをお勧めします。

③国がやりたいことをやる

ここからは、「補助金」を見ていきます。

この補助金、
国がやりたいことを実現するため企業に行動を促すことを目的に作られています。

そのため自社のやりたいことと合致した補助金を見逃さないことが重要です。

④見えないチカラを働かせる

補助金のメリットを見てきましたが、
メリットがある分、それなりの労力も必要です。

申請には期限もありますし、審査も厳しい。
たくさんの書類やエビデンスを提出する必要もあります。


まずは、これらに本気で取り組む気持ち、乗り越えようとするチカラが必要になってくるのではないでしょうか。






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