日銀は、⻑期金利の実質的な上限としていた指値オペの水準の1%超えを容認する運用に改めました。
この流れを受け、貸付金利や預金金利 を引き上げる金融機関が増えています。
この流れを見ると、近い将来、自社で受けている融資の金利も上がっていくことが濃厚です。
銀行が金利引き上げの要請をしてきた場合、対応策はいくつも考えられますが、
引き上げ幅を交渉し上げ幅を抑え、緩やかに金利耐性をつけていくという ことになろうと思います。
この金利上昇情勢の中、金利を下げてもらえた事例もあります。
その要因は、損益状況が改善して十分な利益が出る会社になったことが大きいのですが、
会社の状況をしっかり共有することで、金融機関が正しく判断しやすい環境を作れたことが大きいと思っています。
金利ばかりを気にすることは決して良いことではありませんが、
必要以上に高い金利を設定されてしまうことはやはり良くありません。
先の事例からもわかるように、御社のことを正しく取引銀行に知ってもらう努力をすることがとても重要です。