円満廃業には勇気が必要!
東京商工リサーチの調査によると、
「新型コロナ」関連の経営破たんが、
全国で類型1,000件に達したそうです。
この2020年のGDP(国内総生産)は、
前年費4.8%の減少と、戦後ではリーマンショック時
に次ぐ2番目の落ち込みとなりました。
ここまで、新型コロナの影響を直接的にうけた会社も
数多くあるでしょうし、直接的には影響がなくても、
これから、経済全体の低迷によって間接的な影響を
受けることもあるでしょう。
政府から、次のような支援制度があって
「助かった」と言っている中小企業も多かったと思います。
・補助金・助成金
・資金調達
・税金支払いの期限延期
ただ、これらの支援制度の魔法は一時的です。
放っておけば経済的な困窮の渦にのまれてしまう
のは必至でしょう。
そこで、業績が下がった会社が検討するべきは、
「廃業をする」
という選択肢です。
このコロナショックで経済的に大きな打撃を
うけた会社は、その打撃に打ち克つだけの
「パワーとエネルギー」
そして「運」が必要です。
その新たな世界へ
踏み出すのか? 踏み出さないのか?
これは、自分の力を見極めた上での
大きな決断になります。
しかもその決断は先延ばしは危険です。
先延ばしをすると、倒産という「強制退場」を命じられ、
その時の周囲への影響は甚大です。
踏み出すのも留まるのも、どちらも人生
この違いを自分の心に問いただすことが必要です。