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2022.06.15

負担減で設備購入も… 「ものづくり補助金」は全ての業種が応募可能

補助金

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負担減で設備購入も… 「ものづくり補助金」は全ての業種が応募可能

いっしょに税理士法人では、
毎月注目の情報を「マンスリーレポート」としてお客様へお届けしています。

今回は「ものづくり補助金」(一般型・グローバル展開型)についてまとめました。

「ものづくり補助金」は製造業に限らずすべての業種が応募でき、
過去に不採択となった事業者の方も再度応募いただくことが可能な補助金です。


ご興味、ご不明な点等ございましたら、
弊社ホームページ右上にございます「お問い合わせフォーム」こちらよりご連絡ください。

1.ものづくり補助金とは?
2.各部門の詳細
3.応募期間
4.採択率
5.申請方法

1.ものづくり補助金とは?

中小企業の生産性向上が強く求められるようになった時代の背景を受け、
「ものづくり補助金」は、国が中小企業の生産性向上を支援するために設定した補助金です。

ものづくりと聞くと製造業を考えますが、業種に関係なく応募ができ、
生産性向上を実現するための革新的なサービス開発、試作品開発、生産プロセス改善のための設備投資支援を目的としていますので、生産性向上につながる設備の導入であればIT機器なども補助金の対象となります。

ものづくり補助金には複数の部門が用意されています。

事業者様は、その中で自社に合った部門をお選びいただけます。

それではこの、「ものづくり補助金」について各部門の詳細をみていきましょう。

2. 各部門の詳細

【一般型】<通常枠>
・補助金額
 従業員数 5人以下  :100万円~750万円
      6人~20人:100万円~1,000万円
      21人以上 :100万円~1,250万円
・補助率   1/2(小規模企業者・小規模事業者、再生事業者は2/3)


【一般型】<回復型賃上げ・雇用拡大枠>
・概要   業況が厳しいながら賃上げ・雇用拡大に取り組む
・申請要件
 1.前年度の事業年度の課税所得がゼロであること
 2.常時使用する従業員がいること
 3.補助事業を完了した事業年度の翌年度の3月末時点において、その時点での給与支給総額、事業場内最低賃金の増加目標を達成すること
・補助金額 <通常枠>と同じ
・補助率  1/3


【一般型】<デジタル枠>
・概要    DXに資する取り組み
・申請要件 
 1.①DXに資する革新的な製品・サービスの開発であること又は②デジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善であること
 2.経済産業省が公開するDX推進指標を活用して、DX推進に向けた現状や課題に対する認識を共有する等の自己診断を実施するとともに、自己診断結果を応募締切日までに独立行政法人情報処理推進機構(IPA)に対して提出していること
 3.IPAが実施する「SECURITY ACTION」の「★一つ星」または「★★二つ星」いずれかの宣言を行っていること
・補助金額  <通常枠>と同じ
・補助率     2/3


【一般型】<グリーン枠>
・概要 温室効果ガスの排出削減に資する取り組み
・申請要件
 1.①温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発であること又は②炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供の方法の改善であること
 2.3~5年の事業計画期間内に、事業場単位での炭素生産性を年率平均1%以上増加する事業であること
 3.これまで自社で実施してきた温室効果ガス排出削減の取組の有無(有る場合はその具体的な取組内容)を示すこと
・補助金額
 従業員数 5人以下  :100万円~1,000万円
      6人~20人:100万円~1,500万円
      21人以上 :100万円~2,000万円
・補助率  2/3

3.応募期間

公募開始:令和4年5月12日(木)17時~
申請受付:令和4年5月26日(木)17時~
応募締切:令和4年8月18日(木)17時

4.採択率

採択率は30%~50%になります。

5.申請方法

ものづくり補助金のWebサイトから電子申請のみとなります。

「ものづくり補助金総合サイト」電子申請ページ はこちら



ぜひ、この機会にご検討ください。