お客様の声

お客様インタビュー

株式会社フォスターワン 代表取締役 坂上仁志様

いっしょに税理士法人の創業前から親しくお付き合いをさせていただいているランチェスター戦略経営の第一人者、坂上仁志(さかうえひとし)さんと対談を行いました。

株式会社フォスターワン様株式会社フォスターワン代表取締役社長、経営コンサルタント、早稲田大学講師(2011年)。一橋大学卒、新日鉄、リクルートなどに勤務後、業界特化型の人材企業をゼロから立ち上げ日本一の会社にする。

上田
これから日本は世界が経験をしたことのない超高齢化社会を迎えていくなど激動の時代となりますが、こんな中どんな会社が成長していくと思いますか。
坂上様
それは、明確なビジョンと戦略。そして社長の強い意志がある会社だと思います。私の言葉で言うと心技体の経営と言ってますけれども、「心」が理念やフィロソフィー。「技」がランチェスター戦略やドラッカーの思想で、「体」は決めたことを” 本質的な社長の強い思いや情熱”を持って実践することが大事だと思っています。もちろん上田さんのやっている会計も大事ですね。計画、部門別、日時決算というような会計をやることが大事と思っています。心技体の体というのはそれを具体的に実践していくこと、PDCをきちんと回せる事が大事という風に思っています。
上田
坂上さんはランチェスターNO1戦略の講演を1000回以上行っていてその世界の第一人者ですが、ランチェスター経営戦略とは一言でいうと何でしょうか?
坂上様
それは、「弱者が強者に勝つルール」です。試合、勝負、商売に負けて嬉しい人は誰もいません。それなのに大きい会社が勝つというのが常なのです。それをどうやったら弱者が勝てるのか。つまり、まったく一人でやる人とか、まだ小さいんだという会社がどうやれば勝てるのかという勝ち方のルールがランチェスター経営戦略ということです。
上田
坂上さんは、年商100億円以上の経営者との交流も数多くありますが、その中で、あるべき社長の理想像とはどう考えてますか?
坂上様
これに対する答えは、「経営に身を捧げている人」という風に言っています。これは僕が尊敬する友達というか、一緒にご飯食べたりもさせて頂いているCoCO壱番の創業者、宗次徳二さんの言葉でもあります。 「経営者は経営に身を捧げよ」 同じように稲盛和夫さんもそれに近い感じです。この人たちは何をやっているのかというと、一年間の時間数が8760時間ある中、通常の中小企業の社員はちょっと働くというのが2000時間位です。ところがこの宗次さん、稲森さんのクラスは4000時間。多ければ5~6000時間。要は寝ている時間以外は全て働く。つまり会社に身を捧げている、仕事に身を捧げているというような生き方をしていて、私はそういう人達を尊敬しています。
上田
会計事務所は会社を成長させるためにどんなサービスをするべきでしょうか?
坂上様
まず一つは、今の日本にある会社において、会計というのが分かってない人が8割以上いるんじゃないかなと思っているのです。その人たちに対して「経営とは数字である」「数字を見なければいけないんだよ」ということを伝え、それを啓蒙する、教育するという事が大事なのかも知れません。ところが一般的な会計事務所というのはただの数字合わせというか、決算代行みたいになものをやってるだけの会社が多いので、ちょっと頑張ってほしいなと思っています。 2つ目というのは何かというと。エストニアとか北欧の方の国に行くと、税理士が誰もいないという事が起こっているんです。それは全ての銀行データを国が集計し、そこに全てのデータが入り、収入と支出、税金もそこから天引きされるというものが、システム上でやられてしまっています。実は税理士が一人もいないという国家がこの世界には存在しているのです。この流れは世界に広がるということになりますから、ただの税金の申告だけの数字合わせであれば、普通の税理士はは生きていけないという風になると思います。でも、こうなるのは第二段階というか、日本だと50年くらい先なんでしょうけど。だから、本来の「経営とは数字である」という事をきちんと社長に理解してもらうような。そんな役割でなくてはならないと思います。
上田
私(上田)は、坂上さんの一回り下の世代になりますが、今後どうなっていけば良いでしょうか?
坂上様
やはり、「論語とそろばん」をより高めてほしい。つまり「論語」というのはフィロソフィ、人格を上げる事理念を持つこと。ミッション、自分の使命を感じビジョン、将来を考えバリュー、明確な価値観、揺るがない価値観というものを持っている事ですね。「そろばん」の方はやはり数字。数字が分かる人。ただ数字が分かるという管理会計と財務会計が違うというのは、終わった数字を見るのではなく、これから経営者が未来に対してどういう数字を分かるようにというか、より深く理解するようにさせてあげて欲しいなと。そのためには戦略、経営とは何かといったものをきちんと理解した上で、会社がきちんと正直に努力をし、付加価値をつけ利益を出し、売上を上げる。そんなアドバイスが出来るような人になってほしいという風に思っております。
上田
坂上さんにはいつも叱咤激励をいただけて感謝しています。そして今日も深い話をありがとうございます。
坂上様
それはよかったです! アレ?いつでも深いこと言っているつもりなんだけど・・・笑

お客様の声一覧へ戻る